エアコン掃除は、夏・冬のエアコンシーズンに定期的に行う「小まめ掃除」と、シーズン前に行う「しっかり掃除」が基本です。
また、「しっかり掃除」の前に、エアコンの「試運転」もしておくと、万一エアコンに不具合があった場合でも、エアコンが欠かせない時期を迎える前に、余裕を持って修理やメンテナンスができるので安心です。
エアコンのシーズン中に行う「こまめ掃除」のやり方
エアコンを頻繁に使用するシーズン中に行う「こまめ掃除」のポイントは
①フィルター掃除、②室外機周辺の掃除、③夏の冷房シーズンには室内機内部の乾燥運転(内部クリーン運転)です。
エアコン前面のパネルを開けて、フィルターを取り外し(写真:上部左)、フィルターについたホコリを掃除機で吸って(写真:上部右)から室内機に戻します。
この様なシーズン中のフィルター掃除は、2週間に1回のペースで行いましょう。
また、フィルターの汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い(写真:下)、十分に陰干ししてから室内機に戻しましょう。
フィルターが汚れていると、室内の空気をエアコン内部に十分に取り込めず、エアコンの能力が低下します。
1年間掃除をしないと、約25%もの電気代が余計にかかるという検証結果もあります。
また、嫌なニオイの原因になる場合もあります。
こまめ掃除する際のポイント
見た目が汚れていなくても、シーズン中は2週間に一度のお掃除をおすすめします。
②フィルターを洗う時、ホコリが付着している裏側から水をあてると、汚れを効率良く落とすことができます。
③フィルターを水洗いした後の乾燥が不十分なまま取り付けると雑菌が繁殖し、カビや不快なニオイの原因になる
ので注意しましょう。
「しっかり掃除」はプロの手で内部のクリーニングを
エアコンを本格的に使用する前に行う「しっかり掃除」は、「こまめ掃除」と同様に、フィルター掃除を行います。
シーズン前の「試運転」もセットで行うことをお勧めします。
プロによるエアコンクリーニングでは、内部の部品を分解して専用薬品で洗浄し、カビやホコリ、油汚れなどを取り除きます。普段のお手入れとは別に、定期メンテナンスを行うことで、内部の汚れを除去し、雑菌の繁殖を防ぎ、綺麗で清潔なエアコンを保つことができます。
当社では、エアコンの新設・更新工事をはじめ、修理、メンテナンス・点検など幅広く対応しております。
エアコンについてお困りのことがございましたら、ぜひご相談ください。